フィールド・オブ・ドリームス 1989年 アメリカ
映画『フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)』は、W・P・キンセラの小説シューレス・ジョー原作をフィル・アルデン・ロビンソンが監督・脚本。60年代をキーワードに、夢、希望、家族の絆、アメリカで讃えられる美徳を野球を題材に描いたファンタジー映画。
『フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)』は、野球をテーマ、60年代をキーワードにして、夢、希望、家族の絆、アメリカで讃えられる美徳を描いたファンタジー映画である。
W・P・キンセラの小説『シューレス・ジョー』を、フィル・アルデン・ロビンソンが監督・脚本。
『フィールド・オブ・ドリームス』について
作品データ
タイトル | フィールド・オブ・ドリームス |
原題 | Field of Dreams |
公開 | 1989年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 107分 |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
監督 | フィル・アルデン・ロビンソン |
脚本 | |
出演 | ケビン・コスナー,エイミー・マディガン |
地上波放送歴
年月日 | 放送局・番組 |
---|---|
1992年4月17日 地上波初 |
日本テレビ・金曜ロードショー |
2015年9月25日 | テレビ東京・午後のロードショー |
ストーリー概要
アメリカ・アイオワ州、ある春の夕暮れ。38歳になった農夫のレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)は、とうもろこし畑で不思議な声を聞く。
「それを造れば、彼が来る」=”If you build it, he will come.”
その言葉から強い力を感じ取った。レイはとうもろこし畑をつぶし、農場の真ん中に野球場を建てることを決意する。妻のアニー・キンセラ(エイミー・マディガン)は、夫のレイがそれを望むなら、それを温かく見守るが、町の人々はレイのことを冷たい目で見ていた。
ある日、娘のカリン・キンセラ(ギャビー・ホフマン)が、野球場に人影を見つける。それは1919年のワールドシリーズで起きた八百長騒ぎ「ブラックソックス事件」で、球界から永久追放となり無念の生涯を遂げたシューレス・ジョー(レイ・リオッタ)だった。ジョーはレイを相手にその球場で野球を楽しみ、再びとうもろこしの中へ帰っていった。その後、シューレス・ジョーと共に球界を追放された8人が現れ、そこで野球をするように。しかし不思議なことに、レイの家族以外には彼らの姿は見えなかった。
ある夜今度は「彼の苦痛を癒せ」という不思議の声を聞く。彼が誰のことか見当もつかないレイだったが、やがてそれが60年代の作家テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)のことだと確信する。彼を訪ねシカゴヘと向かったレイは、何とか彼を説得し、共に野球観戦をする。その球場で2人は新たなメッセージを耳にする。
その頃アイオワでは銀行員が借金の取り立てに来ていた。このままでは農場が取り上げられてしまう・・・
予告動画(トレーラー)
注目と見どころ&エピソード
・娘役のギャビー・ホフマンが可愛い。
・夢、希望、家族の絆を感じてほしい!
・レイ・キンセラ役にはトム・ハンクスも候補に挙がっていたが、出演を断られた。
・ムーンライト・グラハム役のバート・ランカスターは、本作品後に3本のテレビドラマへの出演、1994年に逝去。劇場公開映画では本作品が遺作。
・テレンス・マンのモデルはJ・D・サリンジャー。原作では実名で登場。
・フェンウェイ・パークでの試合のシーンで観客役のエキストラで、ベン・アフレック、マット・デイモンが参加。映画の中では二人が映っていない。
主な登場人物
登場人物 | キャスター | 日本語吹替 |
---|---|---|
レイ・キンセラ | ケビン・コスナー | 津嘉山正種 |
アニー・キンセラ | エイミー・マディガン | 一柳みる |
シューレス・ジョー・ジャクソン | レイ・リオッタ | 池田秀一 |
テレンス・マン | ジェームズ・アール・ジョーンズ | 坂口芳貞 |
ムーンライト・グラハム | バート・ランカスター | 鈴木瑞穂 |
マーク | ティモシー・バスフィールド | 千田光男 |
アーチー・グラハム | フランク・ホエーリー | 堀内賢雄 |
ジョン・キンセラ | ドワイヤー・ブラウン | 沢木郁也 |
カリン・キンセラ | ギャビー・ホフマン | 宝田絢子 |
バック・ウィーヴァー | マイケル・ミルホーン | |
エディ・シーコット | スティーヴ・イースティン | 福田信昭 |
スウィード・リスバーグ | チャールズ・ホイエス | |
チック・ギャンディル | アート・ラフルー |
テレビ東京での放送は、VHS版の日本語吹替えとなる。
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