『ゴースト&ダークネス（The Ghost and the Darkness）』は、ツァボの人食いライオンの実話、19世紀末のイギリス領東アフリカ（現・ケニア）で140人を◎害したといわれる２頭の人食いライオンをモチーフにした動物パニック・アクション映画である。

脚本のウィリアム・ゴールドマンは東アフリカを旅行中にこの事件の事を知り、本作の脚本を執筆するきっかけとなる。

『ゴースト&ダークネス』について

作品データ

地上波放送歴

無料で視聴出来る可能性

2016年5月19日時点で、WEBサイト上で探して無料で視聴出来る可能性は ８０％ です。

トレーラー（予告動画）

あらすじ

1898年のロンドン。イギリスは、イギリス領東アフリカ（現・ケニア）の象牙交易網を確保するための鉄道建設を急いでいた。

ツァボ川に架ける橋を建設するために、技師のジョン・ヘンリー・パターソン大佐（ヴァル・キルマー
）は、政府の高官であるロバート・ボーモン卿（トム・ウィルキンソン）に選ばれた。アフリカ行きが夢だったジョンは、新婚の妻をロンドンに残し、橋の建設を必ず成功させる決意で現地に向かう。

ジョンは助手のアンガス・スターリング（ブライアン・マッカーディ）、現場監督のサミュエル（ジョン・カニ）と共に、３千人の作業員を指揮して工事を開始する。

希望に燃えた志とは裏腹に、ツァボはスワヒリ語で「殺戮の地」を意味しており、彼らに待ち受けていたのは、恐ろしい人食いライオンとの戦いであった。

銃の腕も一流のジョンは、襲撃してきたライオンの一頭を一発で仕留める。だが喜びも束の間、再びライオンが襲撃し、現場のチーフ・マヒナ（ヘンリー・セレ）が、残虐な襲われ方でヤられてしまう。

それは、現地人が「ゴースト」と「ダークネス」と呼んで恐れる二頭の人食いライオンの仕業だった。

ライオンの襲撃は続き、ジョンの仕掛けた罠も役に立たない。３カ月で30人以上の犠牲者が出て作業員たちはパニックに陥り、工事を放棄しようとする。

ジョンは軍に出動を要請するが、軍の代わりにやってきたのは、高名なハンター・レミントン（マイケル・ダグラス）。彼の指揮のもと、一同はライオン狩りに出ることになる。しかし、2頭の残虐さは彼らの想像を絶するものであった！

注目と見どころ＆エピソード

・マイケル・ダグラスの魅力！
・実話を基となるリアル人食いライオン・パニック！
・アカデミー音響効果編集賞受賞。

・・マイケル・ダグラスげ演じるレミントンは架空の人物、ヴァル・キルマー演じるパターソンは実在の人物で、2頭とも彼が仕留めたものである。
・シカゴ・フィールド自然史博物館にツァボの人食いライオンの剥製が展示されている

主な登場人物