『ボルベール・帰郷（Volver）』は、第59回カンヌ国際映画祭で、主演のペネロペ・クルスを含む出演した女優6人に対して女優賞、最優秀女優賞、また脚本賞も受賞した名作！

ある日突然、娘が夫を刺してしまった、そして死んだ筈の母が帰ってきた！衝撃的な秘密を胸に、宿命に振り回されながらも強く生きる女達を描いたヒューマンドラマ映画です。

『ボルベール・帰郷』について

作品データ

地上波放送歴

無料で視聴出来る可能性

2016年5月18日時点で、WEBサイト上で探して無料で視聴出来る可能性は １０％ です。

トレーラー（予告動画）

あらすじ

スペインの首都マドリッドで、会社を突然解雇され失業した夫パコ（アントニオ・デ・ラ・トーレ）と15歳の一人娘パウラ(ヨアンナ・コバ)を養うため、ライムンダ(ペネロペ・クルス)は、日々必死に働いていました。

ライムンダは、明るくたくましい、悪く言えば自己中心的で押しが強い性格な女性です。10代の頃、確執のあった母イレネ(カルメン・マウラ)と父を火事で亡くすという苦い過去を抱えていました。

ある日、ライムンダが仕事から戻りバスを降りると、雨でずぶ濡れのパウラが待っていた。一体何があったのか尋ねるが、パウラは何も答えない。アパートに着いたライムンダが見たものは、冷たくなった夫の死体であった。

ライムンダは、ようやく娘パウラから、事情を聴くことが出来た。
ライムンダの留守中、パウラがキッチンにいると、突然パコに抱きつかれ、「自分は父親ではない」と言い関係を迫ってきたという。そして抵抗したパウラは、そばにあった包丁でパコを刺してしまったのだ。
ライムンダは愛娘を守りたい一心で、とった行動は、たまたま鍵を預かって欲しいと頼まれた隣のレストランの冷凍庫に、パコの死体を隠すことだった。

そんな中、今度は故郷ラ・マンチャに住む伯母パウラ（チュス・ランプレアベ）の急死の知らせが舞い込む。娘のこともありマドリードを離れられない彼女は、姉ソーレ(ロラ・ドゥエニャス)に１人で葬儀に行くよう説き伏せる。

叔母の家に着いたソーレは、そこで死んだはずの母イレーネ（ カルメン・マウラ）の姿を目撃する。

葬儀を終え家に戻ったソーレを、誰かの呼ぶ声がする。トランクの中から彼女を呼んでいたのは、紛れもなく母イレーネだった。

注目と見どころ＆エピソード

・母・娘・孫-３代の女が抱える秘密！
・ペネロペ・クルスの魅力

主な登場人物