映画『ユナイテッド93（United 93）』のあらすじ、ネタバレ、見逃し、放送データまとめです。

『ユナイテッド93』(2006年)

『ユナイテッド93』について

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ。４機の旅客機がハイジャックされ、３機は目標に到達。これは目標へ到達しなかった４機目の物語…。機内では何が起きていたのか？

作品データ

地上波放送歴

トレーラー（予告動画）

あらすじ

2001年9月11日。朝の離陸ラッシュに巻き込まれたユナイテッド航空93便は、予定時刻を30分ほど遅れてニューアーク空港からサンフランシスコに向け飛び発った。

その直後、ボストンを離陸後に通信が途絶えていたアメリカン航空11便が、ワールド・トレード・センター北棟に激突した。続けて、ユナイテッド航空175便が音信不通になり、ワールド・トレード・センターの南棟に激突する。

しかし、その時はまだユナイテッド航空93便の乗員乗客は、何も知らず穏やかなフライトを続けていた。だが、乗客に紛れていたテロリストたちが行動を開始、爆弾を持って操縦席を占拠する。

機内は混乱に陥るが、先ほどのワールド・トレード・センターの悲劇を聞いた乗員乗客たちは、自分たちの機も同じように自爆テロに巻き込まれていることを確信する。

ちょうどその頃、今度はアメリカン航空77便が国防総省に墜落したという情報が各所に入る。ユナイテッド航空93便の乗員乗客は、自分たちを待ち構える過酷な運命に絶望する。

そして、ひとつの考えに辿り着く。何もしなければ、他の旅客機のように多くの犠牲者を出してしまう。このままで良いのか？それぞれの愛する者に最後のメッセージを残して、乗客たちは行動を開始しようとする。

注目と見どころ＆エピソード

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロでハイジャックされた4機のうち、唯一目標に達しなかったユナイテッド航空93便の離陸から墜落までの機内の様子や、地上の航空関係者たちのやりとりを描いたノンフィクションである。

・出演者は無名俳優が中心に選ばれ、リアリティを追求するために、パイロットや客室乗務員役にはその職業の経験者を起用している。
・空港との無線等には、事件当時の実際の音声が一部使用されている。
・リアリティ追求のため当時の誤報、情報の錯綜もすべて再現してある。
・管制官や一部の出演者は、当日に現場で勤務していた本人が演じている。
・ほぼすべての遺族と連絡をとり了解を得ている。何人かの俳優が自身が演じる役をより深く理解するため、遺族のもとを直接訪れている。

この映画のテロリストの標的は、アメリカ合衆国議会議事堂である。
・テレビ映画『エアポート ユナイテッド93』（Flight 93）とは無関係。

主な登場人物

スタッフ