ハッピー・リタイアメント 2015年10月 テレビ朝日 佐藤浩市&石黒賢&石田ゆり子
ドラマ特別企画ハッピー・リタイアメント。浅田次郎氏の実体験に基づいた人気小説が待望の初ドラマ化!主演は佐藤浩市。石黒賢,石田ゆり子,八嶋智人,神保悟志,菊池桃子,浅野温子,大東駿介,真野恵里菜,竹中直人,梅沢富美男,豪華キャスト!仕事も家族も失った男とその仲間の上司へのリベンジ物語!
『ハッピー・リタイアメント』、浅田次郎原作「ハッピー・リタイアメント」(幻冬舎文庫)の初ドラマ化。浅田次郎氏の実体験に基づいた内容。
佐藤浩市さんが仕事も家族も失った情けない男を演じます。ハッピーな老後を夢見て、人生を上司に潰された者たちのリベンジ物語です。
半沢直樹のように、倍返ししてやろう!
『ハッピー・リタイアメント』について
作品データ
タイトル | ハッピー・リタイアメント |
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制作 | テレビ朝日,MMJ |
ゼネラルプロデューサー | 黒田徹也(テレビ朝日) |
プロデューサー | 杉山登(テレビ朝日),秋山純(テレビ朝日),木村元子(MMJ),神通勉(MMJ) |
脚本 | 岡本貴也 |
出演 | 佐藤浩市,石黒賢,石田ゆり子,八嶋智人 |
地上波放送歴
年月日 | 放送局・番組 |
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2015年10月18日 | テレビ朝日・ドラマ特別企画 |
ストーリー概要
金融庁銀行課の課長補佐・樋口慎太郎(佐藤浩市)は33年もの間、身を粉にして働いてきた。局長の矢島純彦(八嶋智人)から見下され、家族からは邪険に扱われながらも、家族と過ごすハッピーな老後を夢見ながら地道に生きていた。
定年退職を5年後に控えたある日、思わぬ出来事が降りかかった。矢島から収賄容疑を擦り付けられた挙句に退職を余儀なくされ、天下り先を用意されたのだ。
それを機に家族は完全崩壊へと。妻・樋口佳子(浅野温子)からは離婚届を突きつけられ、2人の子どもも家を出てしまう。それまで愚直に積み上げてきた人生が、無残にも崩れてしまった・・・慎太郎には為す術もなかった。
矢島が用意した再就職先「JAMS(=全国中小企業支援機構)」は、中小企業や個人事業主が銀行から融資を受ける際の保証人となり、最悪の場合には国庫から捻出した金で返済を肩代わりする組織。年収1千万円と、給料も申し分ないのだが。慎太郎は、神田分室に配属となった。そこの理事秘書兼庶務の立花葵(石田ゆり子)から、神田分室での仕事は、JAMSへの返済期限5年を過ぎ、時効となった不良債権の書類を管理するのみと聞く。じつは仕事がないのだ。
どうにも釈然としない慎太郎だが、同じ日に天下りしてきた元自衛官・大友勉(石黒賢)とともに、この「一見天国のような職場」で日々を過ごしていく。
そんなある日、大好きな作家・筑波卓也の本名が「金尾為太郎(竹中直人)」だと知った慎太郎は、あることに気づく。金尾はその昔、JAMSに500万円の借金を肩代わりしてもらっており、その書類が神田分室に残っていたのだ。慎太郎は著書にサインをもらいたいがために、返済不要の旨を記した書類に判を押してもらうという口実を作り、金尾の自宅へ。
ところが、金尾からなんと利子も含めて3000万円もの現金を手渡されてしまう。しかも、その事実を知った葵がとんでもない計画を思いついた。過去にJAMSからの借金を踏み倒した高額納税者たちを洗い出して金を回収し、慎太郎と大友と3人で山分けしようという計画だ!
上司が起こした不祥事を隠ぺいするために自衛隊から切り捨てられ、嫁もいない人生に人知れず鬱屈していた大友は、この話に乗り気だ。
根が真面目な慎太郎は、横領に値する計画に難色を示す。だがその矢先、慎太郎は葵の過去について知ることに!
かつて銀行員だった葵もまた、矢島に陥れられてJAMSに天下りし、彼の愛人になることを強要されていたのだ。
大友も葵も自分と同じように不遇を強いられ、仕事もない味気ない日々の中で、人生をやり直したがっている。胸にこみ上げるものを感じた慎太郎は意を決し、この一か八かの計画に乗るのだった!
予告動画(トレーラー)
注目と見どころ
・佐藤浩市さんの不器用な男の演技
・佐藤浩市さん、石黒賢さん、石田ゆり子さんのコンビ
・八嶋智人さんの憎き敵の演技
・菊池桃子さんが出演!相変わらず可愛い
・浅野温子さんの妻役の演技
・・半沢直樹のようなリベンジがあるのか?どのようにリベンジするのか?
主な登場人物
登場人物 | キャスト |
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樋口慎太郎(ひぐち・しんたろう)JAMSの神田分室に天下りしてきた元ノンキャリア官僚、55歳 | 佐藤浩市 |
大友勉(おおとも・つとむ)慎太郎と同じ日にJAMS神田分室に再就職した元ノンキャリア自衛官、54歳 | 石黒賢 |
立花葵(たちばな・あおい)JAMS神田分室の理事秘書兼庶務、40歳 | 石田ゆり子 |
矢島純彦(やじま・すみひこ)金融庁のキャリア官僚、慎太郎の元上司、45歳、自らの収賄容疑の尻拭いを慎太郎に押し付けた | 八嶋智人 |
樋口タイキ(ひぐち・たいき)慎太郎の息子、30歳、まともに就職もせず、家に引きこもり、ネットで日銭を稼いでいる | 大東駿介 |
樋口マナミ(ひぐち・まなみ)慎太郎の娘、大学生、22歳、中年好き | 真野恵里菜 |
筑波卓也(つくば・たくや)慎太郎が大ファンの売れっ子作家、60歳 | 竹中直人 |
ニック・オノ(小野寺光一)55歳、焼肉チェーン「ニクニクニック」の創業者 | 梅沢富美男 |
永田(ながた)陸上自衛隊の陸将、キャリア組、59歳、矢島の手先 | 神保悟志 |
安井清子(やすい・きよこ)両親を亡くし、質素な生活の中で、孤独な日々をおくっている45歳の女 | 菊池桃子 |
樋口佳子(ひぐち・よしこ)慎太郎の妻、55歳、スポーツジムの若いインストラクターと不倫 | 浅野温子 |
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