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『モンタージュ~三億円事件奇譚~』あらすじ&ネタバレ 福士蒼汰,芳根京子,劇団ひとり,野村周平,遠藤憲一

ドラマ『モンタージュ~三億円事件奇譚』のあらすじ、ネタバレ、作品データまとめ。福士蒼汰,芳根京子,劇団ひとり,ムロツヨシ,杉咲花,野村周平,門脇麦,ホラン千秋,三浦貴大,遠藤憲一,香川照之,唐沢寿明,西田敏行。三億円事件の犯人は!?そして黒幕は?

作品の評価:

『モンタージュ~三億円事件奇譚~』は、渡辺潤による日本の漫画の実写ドラマ。三億円事件を題材としたミステリー。2013年6月に映像化が発表され、2016年6月25日にテレビドラマ放送となった。前編、後編からなる。

『モンタージュ~三億円事件奇譚~』について

作品データ

タイトル モンタージュ~三億円事件奇譚~前編
放送時間 (130分)
出演 福士蒼汰,芳根京子,劇団ひとり,ムロツヨシ,杉咲花,野村周平,門脇麦,ホラン千秋,三浦貴大,遠藤憲一,香川照之,唐沢寿明,西田敏行

放送歴

年月日 放送局
前編 2015年6月25日(土) 21:00 ~ 23:10 テレビ朝日
後編 2015年6月25日(日) 21:00 ~ 23:09 テレビ朝日

予告動画(トレーラー)

あらすじ

1968年(昭和43年)12月10日、東京都府中市で発生した三億円事件、20世紀最大の未解決事件として有名である。のべ17万人の捜査員を動員した空前の規模での大捜査となったが、犯人逮捕には至らず時効を迎えてしまった。

物語の舞台は、現代と三億円事件の発生した1968年の2つの時代を描く。

現代

2009年の長崎、高校3年生の鳴海大和(福士蒼汰)は通学路の途中で、幼なじみの小田切未来(芳根京子)と共に、地面にできた血だまり、さらには壁に付着した血痕を発見。その血痕をたどると、袋小路に倒れる瀕死の老人・東海林明(香川照之)を発見する。

大和は唐突に、東海林から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その真意を尋ねようとする大和だが、東海林は大和への宣告を最後に、亡くなってしまった。

第一発見者として大和と未来は、長崎中央署の警部・関口二郎(遠藤憲一)に事情聴取を受ける。亡くなった老人は、元・府中南署の刑事・東海林明と聞かされる。大和は、東海林明の最後の言葉については話さなかった。

その日の夜から、突然、姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、三日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見される。母親を早くに亡くし、鉄也に男手ひとつで育てられてきた大和は、若くして両親を失うことになる。所持品から鳴海鉄也と判断されたが、東京で釣りしていたこと、等顔が砕かれていたこと、遺体は100%父なのか・・・。

幼い頃から、鉄也を父親のように慕ってきた未来の父親・小田切武雄(デビット伊東)は、大和を小田切家へ向かい入れる。東海林から「誰も信用するな」が気になる大和であるが、素直に受け入れて、小田切家で一緒に暮らすことになる。

時は過ぎ、2016年の長崎、25歳になった大和は、高校卒業後、進学も就職もせず、フリーターとして日々を無為に過ごしていた。人生の目的を見出すこともできずに、日々を漫然と過ごす大和は、その不満を埋めるかのように、7年前に東海林から告げられた「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」という言葉に妄想を膨らまし、「三億円事件」について詳しく調べ始める。

そんな折、大和は父親・鉄也の形見の剣道着を、武雄に譲り渡す。武雄の計らいで「鳴海」という刺しゅうの入った垂ネームだけは大和が受け取ることになった。その垂ネームに違和感を抱く大和であった。

縫い目を切り、中を調べるとそこには折り畳まれた旧・五百円札が入っており、広げてみると飛び散った血痕が付着していた。慌てて、三億円事件関連の資料を調べる。資料には、三億円事件で奪われた紙幣のうち、ナンバーが分かっているのは二千枚の五百円札だけとあり、該当のナンバーが記されていた。手元にある五百円札のナンバーを調べると、資料のナンバーと一致する。なぜ三億円事件で奪われた紙幣が、父の剣道着に隠されていたのか・・・。

一方、武雄も鉄也の甲手からメモを発見する。武雄は、大和の垂ネームを見せてくれと頼む。しかし、五百円札抜き取られていたため、武雄は秘密を知ることはできなかった。大和と武雄は、お互いを意識するのであった。

その数日後、武雄と未来の母親・葉子(西尾まり)が失踪。未来と大和は、警察へ行き、失踪について届を出す。そこで、2009年に大和と未来が東海林の死に立ち会った際に事情聴取した関口刑事と再会する。

夫婦の失踪と三億円事件の関連を疑う大和は、武雄が鉄也の甲手から発見したメモを見つけ、彼らがかつては炭鉱の島として空前の繁栄を誇り、今は誰も住むものない孤島・軍艦島に向かったことに気付く。

小田切夫婦を追って大和と未来は、軍艦島へ向かう。 メモに書かれていた場所から、三億円事件で奪われたと思われる旧一万円札の束が詰まった袋を発見する。しかし、武雄と葉子の姿はなかった。

大和と未来が、三億円を持って軍艦島からボートで戻って来ると、二人組の男たちが待ち構えていた。一人は、関口刑事、もう一人は山田というヤ〇ザだった。彼らのただならぬ雰囲気に困惑する大和と未来であった。

その前に、武雄の剣道道場の門下生で予備校教師・鈴木泰成(劇団ひとり)は、車に乗って助けに現れた。彼は大和と未来とは旧知の仲。泰成の助けで、関口と山田から何とか逃げることができた。二人を取り逃した関口は、刑事であるにも関わらず、目撃していた貸しボート屋の店主・小松徹(森喜行)を◎害、さらにその犯行を大和と未来によるものだと罪をなすりつけ、二人を◎人犯として指名手配する。2009年に東海林を◎害したのも、関口だった。

◎人容疑者として警察から追われることとなった大和と未来は、軍艦島で発見した三億円と共に、長崎から福岡へ逃亡する。しかし、たまたま通りかかった博多の警官・水原大輔(ムロツヨシ)に、正体がばれそうになる。そこに、鈴木泰成の熟の教え子・中野夏美(杉咲花)が現れ、その場を救われる。

その後も、鈴木と中野夏美の助けにで警察から逃れることが出来ていた。しかし、夏美は捕まって関口に捕まってしまう。命と引き換えに大和と未来の居場所を教えることになる。じつは鈴木は、盗撮盗聴のプロで、大和と未来の居場所、夏美の居場所を彼らに仕組んだGPSでつなに把握していたのだ。

夏美に問題があったことを感じた鈴木は、大和と未来に逃げるよう伝える。夏美と関口が同伴しているところを、水原警官が発見。水原を上手く利用して夏美は逃げることに成功する。

大和と未来は、警備中の警察の気をそらすために三億円の一部の壱万円札を川にばらまき、その隙に東京・府中へと逃亡する。それは、三億円事件のカギを握る亡くなった東海林明元刑事を調べるためだった。

登場人物(現在)

登場人物 キャスト
鳴海大和
主人公、フリーター、父親が三億円事件犯人?
福士蒼汰
小田切未来
大学生、大和と一緒に失踪した両親を捜索中、◎人事件の嫌疑により逃走中
芳根京子
小田切武雄
未来の父親、失踪
デビット伊東
小田切葉子
未来の母親
西尾まり
鈴木泰成
予備校の講師、武雄の剣道道場の門下生、大和と未来を助ける、正体は不明
劇団ひとり
中野夏美
鈴木泰成の熟の教え子、大和と未来を助ける
杉咲花
水原大輔
博多の警官、正義感が強い
ムロツヨシ
水原多喜子
水原の祖母
佐々木すみ江
関口二郎
長崎中央署の警部、三億円事件を追っている
遠藤憲一
東海林明
亡くなった老人、元・府中南署の刑事
香川照之
沢田慎之介
民和党幹事長、三億円事件の捜査担当の元刑事
西田敏行
土門茂
東海林明に面倒を見てもらいカタギになった、交通事故で亡くなった。犯人は捕まっていない
土門茂雄
土門茂の息子
近江谷太朗
土門明葉
土門茂の孫娘、名前明菜の明は東海林明から取っている
吉岡里帆
鳴海鉄也
大和の父親、水死体で発見されたが・・・
唐沢寿明
小松徹
軍艦島付近の貸しボート屋の店主。関口に◎殺害
森喜行
マスター
ジャズバー「HERBIE」のマスター
クリスペプラー

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1967~1968年

軍艦島出身の川崎雄大(野村周平)は、仕事を求め1967年に上京。同じ軍艦島出身の幼なじみで、兄のように慕う沢田慎之介(三浦貴大)が、府中で刑事をしていたため、上京先を府中に決めた。

上京初日、雄大は当てにしていた仕事が手違いでなくなってしまい、途方に暮れていたところに、地元の不良・望月竜(渋谷謙人)がヤ〇ザともめている場面に遭遇する。雄大は、持ち前の機転と度胸の良さ、得意の剣道で、竜を助けた。偶然にも、府中南署の刑事・東海林明(香川照之)が現場に現れ、その場をしのぐことが出来た。

その後、雄大は竜や彼の仲間の響子ギブソン(ホラン千秋)横溝保(瀬戸利樹)らと親交を深めていく。

登場人物(1968年)

登場人物 キャスト
川崎雄大
長崎から来た青年、剣道の達人、後の大和の父
野村周平
沢田慎之介
府中南署刑事、川崎雄大の幼馴染(軍艦島出身)
三浦貴大
東海林明
府中南署の刑事
香川照之
望月竜
府中の不良、川崎雄大にヤ〇ザから助けられる
渋谷謙人
響子ギブソン
竜の恋人
ホラン千秋
横溝保
竜の不良仲間
瀬戸利樹
土門茂
多摩唐獅子会・幹部
ヒロミ
風俗嬢、沢田慎之介の妻となる
西原亜希


後編(2016年6月26日放送)

予告動画(トレーラー)

後編のあらすじ

1967年の秋、雄大は、竜が働いているジャズバー「HERBIE」で働き始める。そして、店の常連客で女子大生の井上和子(門脇麦)と恋に落ちる。彼らは、竜や響子たちからも祝福され、いずれ二人でジャズ喫茶を開くという夢に向かって、彼らは幸せの絶頂にあった。

しかし、1968年、突如、雄大と和子の幸せを引き裂く悲しい事件が起こる。その事件以来、明るさを失い、心を閉ざしてしまった雄大は、国を変えたいという野心を抱く沢田を介し、竜、響子ギブソン、保と共に、三億円事件の実行犯として荷担していくことになる。

物語は、現代へと戻る。

悪徳刑事の関口二郎(遠藤憲一)によって、◎人容疑をかけられ指名手配中の鳴海大和(福士蒼汰)小田切未来(芳根京子)は、土門家にあった東海林明の遺品から見つけた父親の写真に写るジャズバー「HERBIE」へ訪れる。

マスター(クリスペプラー)から、写真に写る人物である響子ギブソン(夏木マリ)が沖縄にいつことを聞かされる。そして、昔のことを聞きに訪ねてきた場合、渡してくれと頼まれたものを彼らに渡す。そこには、沖縄行きの寝台特急のチケットと現金が入っていた。マスターは預けた人物を知らないというが、大和の父・川崎雄大(唐沢寿明)が預けたモノであった。

大和と未来は、事件のカギを握る響子ギブソンのいる沖縄へ向かう。

登場人物(後編から登場&正体が分かった人物)

登場人物 キャスト
響子ギブソン
沖縄にてバー経営、後編から登場
夏木マリ
井上和子
雄大の恋人、女子大生、後編から登場
門脇麦
小田切未来
沢田慎之介の孫
芳根京子
小田切武雄
本当の鳴海鉄也の息子、未来の父親
デビット伊東
小田切葉子
沢田慎之介の娘、生まれてすぐ川崎雄大に誘拐された、未来の母親
西尾まり
鈴木泰成
横溝保の息子、旧姓は横溝泰成、予備校の講師
劇団ひとり
横溝保
バブル崩壊後、沢田慎之介をゆすった、電車事故で死亡、自◎として処理される
関口二郎
沢田慎之介が育てた捨て子、長崎中央署の警部
遠藤憲一
川崎雄大
軍艦島の事故後から鳴海鉄也を名乗る、大和の父親、生きていた
唐沢寿明
鳴海鉄也
軍艦島の炭鉱夫、爆発事故で亡くなった、1歳の息子がいた
関口ヒロミ
老人ホーム在住、沢田慎之介と離婚、捨て子を連れて再婚

スタッフ

プロデューサー 長部聡介,牧野正
脚本 大森寿美男
演出 水田成英
原作 渡辺潤「モンタージュ 三億円事件奇譚」(講談社・ヤングマガジン)
制作 フジテレビ,ドラマ制作センター

参考サイト

・http://www.fujitv.co.jp/montage/index.html
・https://ja.wikipedia.org/wiki/モンタージュ_(漫画)

の書籍紹介

モンタージュ コミック 1-19巻セット (ヤンマガKCスペシャル)
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