原作は横山秀夫「刑事の勲章」「動機」。あらすじ、ネタバレ、作品データまとめ。月曜名作劇場で放送。二渡真治の元部下・上原勇三は同僚刑事たちに邪険に扱われた。元刑事たちが胸に抱く勲章とは！？出演、仲村トオル,和久井映見,長谷川朝晴,北見敏之,矢島健一,細田善彦,山中聡,石橋蓮司,寺田農,滝藤賢一。

作品の評価：

Posted on 2016年4月25日 by tomo2014 in 2時間ドラマ, サスペンス, テレビドラマ | 0 Comments

ドラマ『横山秀夫サスペンス　刑事の勲章』は、「オール讀物」2002年2月号に初出の書籍未収録短編「刑事の勲章」に、2000年に第53回日本推理作家協会賞（短編部門）を受賞した珠玉の名作「動機」のエピソードを加えたストーリー。

『横山秀夫サスペンス　刑事の勲章』について

4月18日（月）と25日（月）の月曜名作劇場で特別企画として横山秀夫サスペンスを2週にわたって放送。

警察ドラマであるが、主人公・二渡真治（仲村トオル）は警務部警務課の調査官。刑事ではない男が事件と向き合う。

二渡真治の元部下・上原勇三は同僚刑事たちに邪険に扱われた。元刑事たちが胸に抱く勲章とは！？

作品データ

タイトル	横山秀夫サスペンス　陰の季節
放送時間	114分
原作	横山秀夫「刑事の勲章」（「オール讀物」２００２年２月号所収）「動機」（文春文庫刊「動機」所収）
脚本	窪田信介
監督	榎戸耕史
企画	越智貞夫
プロデューサー	伊藤正昭
アソシエイトプロデューサー	木村理津
構成	永山由紀子
出演	仲村トオル,和久井映見,長谷川朝晴,北見敏之,矢島健一,細田善彦,山中聡,石橋蓮司,寺田農,滝藤賢一
製作	コブラピクチャーズ,TBS

放送歴

年月日	放送局・番組
2016年4月25日 21:00 ~ 22:54	TBS・月曜名作劇場

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あらすじ

平成１３年３月。県警に人事の季節がやってきた。県警警務部警務課の調査官・二渡真治（仲村トオル）は部下・上原勇三（長谷川朝晴）を昇進人事で高田署刑事官として送り出した。

刑事官は刑事部門の統括者だが、上原は管理部門で生きてきた男で現場経験はない。そんな自分に刑事たちのまとめ役が務まるのか。上原はかつての先輩・大和田徹（北見敏之）に二渡人事の愚痴をこぼす。

翌日、刑事官拝命の初日に迂闊にも上原は遅刻してしまう。しかも、高田署の刑事課では〇人事件の捜査会議が行われていた。皆から管理畑出身だと知られている上原は、刑事課長の野本保彦（山中聡）からＯＢ会の世話をしてほしいと事実上の厄介払いをされてしまう。

その頃、二渡は自ら提案し試験運用されることになった「警察手帳の一括保管」の状況確認のため高田署を訪れていた。刑事を中心として刑事の魂を事務方に取り上げられたくないという抵抗が多く署全体では運用されていないが、集められた手帳は警務課主任の大和田と部下の神谷潤一（細田善彦）が指差し確認の上保管庫で管理されていた。

その夜、ＯＢ会主催の上原着任歓迎会が催された。上原のことを心配する二渡が会場を訪れると、歓迎会とは名ばかりでここでも上原は邪険に扱われていた。さらに動の湯上沢（石橋蓮司）と呼ばれた元エース刑事にバカにされてしまう。

しかしその直後、湯上沢と同期の静の葉山（寺田農）が上原に何かをつぶやく。湯上沢と葉山は現役時代からライバルで、退官した今でもライバル意識を燃やしていた。

数日後、高田署から保管していた警察手帳３０冊が盗まれたと連絡が入る。県警警務部長の赤間肇（滝藤賢一）は３日間で解決するよう監察課次席の新堂隆義（矢島健一）に内部調査を命じる。

二渡は新堂と共に高田署での取り調べに挑むが、どう考えても実際に手を下せるのは大和田しかいない。しかし実直で退官まで１年あまりの大和田には動機がない。逆に刑事たちの反発は予想以上に強く全員に動機があるが、手段はない。大和田に動機があるとすれば・・・。

二渡は七尾友子（和久井映見）との何気ない会話から解決の糸口を見出す。



主な登場人物

登場人物	キャスト
二渡真治 警視、警務部警務課調査官	仲村トオル
七尾友子 警部、警務部警務課係長	和久井映見
上原勇三 警部、警務部警務課係長	長谷川朝晴
赤間肇 警視正、警務部長	滝藤賢一
大和田徹 巡査部長、所轄署警務課主任	北見敏之
新堂隆義 警視、警務部監察課次席	矢島健一
神谷潤一 巡査、所轄署警務課	細田善彦
野本保彦 警部、所轄署刑事課長	山中聡
湯上沢太郎 動の湯上沢と呼ばれた元エース刑事	石橋蓮司
葉山智之 湯上沢と同期の元刑事、静の葉山と呼ばれていた	寺田農

参考サイト

・http://www.tbs.co.jp/getsuyou-meisaku/20160425/story.html

作品の評価：