映画『大列車強盗（The First Great Train Robbery）』のあらすじ、ネタバレ、見逃し、放送データまとめです。

『大列車強盗』(映画 1978年) ショーン・コネリー主演,

『大列車強盗』について

ビクトリア王朝時代のイギリス。列車で運ばれる大量の金塊に目をつけた男、怪盗ピアース。仲間を引き連れ彼らが挑む大胆不敵な金塊強奪計画とは!?

1975年に出版されたマイケル・クライトンの犯罪小説「大列車強盗」を原作として、原作者であるクライトン自らが脚本・監督を務めた作品。

作品データ

地上波放送歴

トレーラー（予告動画）

あらすじ

舞台はは、大英帝国がクリミヤ半島でロシアと戦端を開いていたクリミア戦争の真っ只中、ビクトリア朝爛熟期の1885年。

当時、軍費は金塊でまかなわれ、月に1度、大量の金塊が、汽車でロンドンの銀行からフォークストンまで、そこから海路でフランスヘ運ばれていた。

1回の黄金量が2万5千ポンド相当のもので、重さ250ポンドの鋼鉄製チャッブ式金庫2つに格納され計4個の合い鍵がぴたり一致しなければ、開かない仕組みになっていた。

1つは委託を受けたハドルストン＆ブラツドフオード銀行頭取エドガー・トレント（アラン・ウェッブ）、もうーつを同総支配人のヘンリー（マルカム・テリス）、残る2つは、輸送を受けもった南東部鉄道会社が保管していた。

英国中の犯罪者たちが、この莫大な金塊の移送に注目し、強奪計画を立てたが、成功した例は皆無であり、犯罪者間には、不可能なヤマという認識があった。ロンドンの高級メンズ・クラブでは、ヘンリーが紳士仲間たちを相手にその4つの鍵を手に入れることの難しさを話していた。

ヘンリーは首から鍵をはずしたことはなく、エドガーは自宅に隠し、鉄道会社の分は、ガラス張りの事務所に保管されているという。

紳士仲間の中に混ってそれを聞いている謎の赤ヒゲの男、金庫破りの怪盗エドワード・ピアース（ショーン・コネリー）がいた。

ピアースは、まず、この4つの鍵を手に入れるために、スリで金庫破りのプロであるネジ屋のロバート・エイガー（ドナルド・サザーランド）をパートナーに引き入れた。

注目と見どころ＆エピソード

・金塊強奪作戦はどうなる？

主な登場人物

ネタバレ

そして、ピアースの愛人で変装のプロでもある女優のミリアム（レスリー＝アン・ダウン）と共に、厳重な警戒下にあるエドガー邸の下見を開始した。

そしてエドガーの若い後妻エミエイー（パメラ・セイレム）と娘のエリザベス（ガブリエル・ロイド）にピアースが近づくことに成功する。そして、エリザベスの口から鍵の隠し場所を聞きだし、その型とりに成功する。

さらにヘンリーが所持する鍵は、ミリアムが獲得した。これで２つの鍵は型取りに成功したのであった。

残りの2つは、ニューゲイト刑務所に服役中だった押し込みの名手、へび男のクリーン・ウィリー（ウェイン・スリープ）や、仕込みのちびっ子と手を組んで、見事、連係プレーを成功させた。

さらにピアースは、鉄道警備員バージェス（マイケル・エルフィック）を買収し、計画を進めていった。

しかし、その間、ウィリーが買収され裏切るなど、数々の障害が持ちあがったが、ピアースら3人は列車にもぐり込むことに成功し、まんまと金塊を盗み出した。

だが、駅には警察の網がはられ、ピアースが逮捕されてしまった。

有罪の判決が下ったピアースが裁判所から処刑場へと護送される時、変装したミリアムと護送馬車の御者に化けたエイガーが、見事に彼の脱走を成功させるのだった。

スタッフ