『金沢能登殺人周遊』(2002年4月)あらすじ&ネタバレ 坂口良子主演
ドラマ『金沢能登殺人周遊』のあらすじ、ネタバレ、見逃し、作品データまとめ。テレビ東京・水曜女と愛とミステリーで2002年4月10日(水)に地上波で初回放送。2019年10月21日(月) にBSテレ東・ザ・ミステリーで再放送。キャストは坂口良子,津川雅彦,江守徹,草刈正雄,織本順吉,高橋昌也,並樹史朗,江藤漢斉,長内美那子,安原麗子 他。
坂口良子さん出演ドラマ『金沢能登殺人周遊』のあらすじ、ネタバレ、見逃し、作品データまとめです。
テレビ東京・水曜女と愛とミステリーで2002年4月10日(水)に地上波で初回放送。2019年10月21日(月) にBSテレ東・ザ・ミステリーで再放送。『金沢能登殺人周遊』について
旅先で突然消えた女友達が、東京で絞殺死体となって発見された!血塗られた伝統工芸…古都連続殺人の裏に呪われた母子冤罪事件。
作品データ
タイトル | 金沢能登殺人周遊 |
---|---|
放送時間 | (114分) |
出演 | 坂口良子,津川雅彦,江守徹,草刈正雄,織本順吉,高橋昌也,並樹史朗,江藤漢斉 他 |
放送歴
年月日 | 放送局・番組 | 視聴率 |
---|---|---|
2002年4月10日(水) 20:54~22:48 | テレビ東京・水曜女と愛とミステリー | ****% |
2002年4月7日(日) 21:00~22:54 | BS JAPAN・女と愛とミステリー | - |
2017年10月19日(木) 12:56~14:48 | BSテレ東・ザ・ミステリー | - |
2019年10月21日(月) 12:56~14:56 | BSテレ東・ザ・ミステリー | - |
あらすじ
サスペンス新人賞に輝く作家・吉本紀子(坂口良子)は、「週刊スクープ」でルポライターをしている。
親友で記者の藤村公佳(安原麗子)と旅特集の取材で金沢を訪れた二人だったが、ノンフィクション大賞を狙ってある事件を追っていると話す公佳が、宿泊先のホテルから姿を消す。
翌朝になっても公佳は現れず、心配する紀子は雑誌社に電話し、編集長の倉田純平(江守徹)に公佳がいなくなったことを報告する。
午後になり、紀子の叔父・上島警視(津川雅彦)から、公佳が東京・羽田の土手で死体で見つかったことを告げられる。
駆けつけた紀子は、公佳が昨夜の8時前後に殺害されたことを知る。公佳が金沢からの最終便に乗った形跡はなく、遺留品も一切存在しなかった。公佳の体にあったいくつかの傷の中に、二の腕についた人形のような形の妙な痣があった。
警察は公佳が姿を消した際、フロントが外からの電話を公佳に取り次いだことを紀子に告げる。
公佳が殺害されたニュースを聞き、金沢から金箔会社の副社長・垣内良彦(草刈正雄)が駆けつけた。
良彦は公佳と結婚の約束をしていた仲で、今日、公佳と会う約束をしていたという。紀子と良彦は、互いにその存在を公佳から聞いており、悲しい対面となった。公佳との思い出を回顧しながら、紀子は公佳の腕にあった痣が昨夜にはなかったことを思い出す。
その後、合鍵で公佳の部屋に入った紀子は、公佳のノートパソコンがなくなっていることに気づく。また、部屋の留守電が点滅していたので聞いてみると、そこには留守録をメモ代わりに使っていた公佳の声と、日本語ではない奇妙な女の声が入っていた。さらに、録音された時間は、公佳が金沢のホテルを出て間もなくだった。
紀子の部屋を訪れた倉田は、公佳の殺害が単なる物取りの犯行ではなく、目的をもった殺人ではないかと示唆する。そこに良彦が現れ、公佳との馴れ初めを話し始める。
良彦は高校時代からの知り合いだったという公佳と、去年の夏、偶然金沢の祭りで再会したという。身寄りがなく、友人も少なかった公佳が、誰に呼び出されて出掛けて行ったのか、倉田は不思議でならなかった。
翌日、上島から事件の進展を聞いた紀子は、良彦が事件の前日パリから戻り、能登の別荘にいたことを知る。良彦は病弱な兄の代わりに金箔会社を切り盛りしていたのだった。
さらに上島は、公佳の痣が圧痕であったことを告げる。死体が固形物体の上に長時間置かれた場合、その形が痣のような痕になって残るという。痣にあった形状の物は現場付近で発見されず、公佳は別の場所で殺害されて運ばれたと推測された。
翌日、公佳のハンドバッグが金沢の窃盗グループの部屋から発見された。しかしノートパソコンと携帯はなく、しかも公佳が殺された当日の彼らのアリバイは証明されていた。
バッグの中の手帳には、35年前に起きた殺人事件で誤認逮捕をしてしまった元刑事が、後にその冤罪の疑いを綴ったエッセイの切り抜きが挟まっていた。白峰村で起きたこの殺人事件は、妻が夫を刺殺したというもので、幼い息子は夫の暴力が原因で片耳が不自由になったという。
妻は一貫して無実を主張していたが、突然犯行を認めた経緯があった。このエッセイの著者を捜せば公佳が殺された原因がわかるのではないかと、紀子は倉田と共にその元刑事の山村一(織本順吉)に会う。しかし山村は公佳を知らないといい、事件について話すことを頑なに拒否した。
新刊雑誌の取材のため、紀子は再び金沢を訪れる。良彦と偶然再会した紀子は、金沢を案内してもらう。良彦の会社を取材できることになった紀子は、社長室に案内され、そこで素敵な腕時計を目にする。それは良彦が公佳のためにパリで買ったものだった。
その後二人は良彦の実家を訪れるが、途中、良彦が来客で中座する。そこで紀子は、良彦と口論する山村を目撃する……。
注目と見どころ
・犯人は誰?
登場人物
登場人物 | キャスト |
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吉本紀子 サスペンス新人賞に輝く作家、「週刊スクープ」のルポライター | 坂口良子 |
上島警視 紀子の叔父、警視 | 津川雅彦 |
倉田純平 「週刊スクープ」の編集長 | 江守徹 |
垣内良彦 金箔会社の副社長 | 草刈正雄 |
川田弥生 | 長内美那子 |
藤村公佳 紀子の親友,記者,事件の被害者 | 安原麗子 |
山村一 元刑事 | 織本順吉 |
鈴木 喫茶店マスター | 高橋昌也 |
畠山 弁護士 | 並樹史朗 |
総持寺住職 | 江藤漢斉 |
スタッフ
原作 | 石川真介「金沢能登殺人周遊」(青樹社) |
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脚本 | さとうしょう |
監督 | 北畑泰啓 |
制作 | テレビ東京,BSテレ東(旧・BSジャパン) |
参考サイト:・https://www.tv-tokyo.co.jp/mystery/063.html
書籍紹介
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