民間科捜研 桐野真衣の殺人鑑定 国仲涼子&細川茂樹 主演
『民間科捜研 桐野真衣の殺人鑑定』作品データまとめ。TBS・月曜ゴールデン2016年3月14日放送。あらすじ&ネタバレ。どん底リケジョ桐野真衣(国仲涼子)が新米科学捜査官になり、謎の事件を追う!細川茂樹,山口紗弥加,今井雅之,渡辺いっけい,下條アトム出演。
『民間科捜研 桐野真衣の殺人鑑定』どん底リケジョ桐野真衣(国仲涼子)が新米科学捜査官になり、謎の事件を追うサスペンスドラマ。
事件を解明できるのは、警視庁か?民間科学捜査か?
『民間科捜研 桐野真衣の殺人鑑定』について
作品データ
タイトル | 民間科捜研 桐野真衣の殺人鑑定 |
公開 | 2016年3月14日 |
上映時間 | 114分 |
原作 | 秦建日子「殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣」(文春文庫刊) |
プロデューサー | 山﨑倫明 |
脚本 | 秦建日子 |
監督 | 村松弘之 |
出演 | 国仲涼子,細川茂樹,山口紗弥加,今井雅之,浜田 学,宮田俊哉(Kis-My-Ft2),伊藤裕子, 寺十吾,池田一真(しずる),清水章吾,根本りつ子,渡辺いっけい,下條アトム |
製作著作 | 東宝株式会社,TBS |
放送歴
年月日 | 放送局・番組 |
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2016年3月14日 21:00 ~ 22:54 | TBS・月曜ゴールデン |
あらすじ
桐野真衣(国仲涼子)は、恋人から婚約破棄されたうえ、勤務していた殺虫剤メーカーからリストラに遭い、携わっていたダニ駆除の商品開発研究の仕事もお払い箱になってしまったリケジョ(理系女子)。
ある日、真衣は元恋人の妹で警視庁の科学捜査官の仕事をしている松島ゆかり(山口紗弥加)の紹介で、民間で科学捜査を行う法科学研究所を訪れる。所長の梅原幸太郎(渡辺いっけい)と科学捜査員のチーフである緋村数記(細川茂樹)の入社面接で真衣は即採用となり、採用当日から緋村の下で働くことになる。
早速、真衣は、緋村を訪ねて来た紡績会社「飯塚紡績」の社長・飯塚憲一(下条アトム)と妻の高子(根本りつ子)からの依頼を手伝うことになる。飯塚夫妻の依頼は自社で独自に開発した天然由来の生地が厳重に保管してある金庫から何者かによって切り取られていることが発覚し、社内に産業スパイ行為をした人間がいる可能性があるため、その犯人を突き止めて欲しいというものであった。
真衣と緋村は飯塚夫妻から切り取られた部分があるという生地を預かり、生地から切り取った犯人の指紋採取を試みる。無事、指紋採取に成功した二人は飯塚から届いた社員データと照合。緋村に命じられた真衣は照合の結果から指紋鑑定書を作成し、飯塚に提出する。
数日後、真衣と緋村は警察から真衣が作成した鑑定書が飯塚紡績の本社ビルで死体と共に発見されたとの連絡を受け、現場を訪れる。死体はビルの屋上の柵にビニール紐で輪を作り、飛び降りる形で首を吊った後、強風で紐が千切れ地面に落下しており、なんと身元は真衣が指紋鑑定書に記載した狭山隆(浜田大介)という飯塚紡績の社員だった。警察は指紋鑑定書により、産業スパイ容疑で社長から退職を言い渡された狭山が自〇したと結論付ける。
ところが、現場で見た狭山の遺体の首についた索条痕にどうしても違和感を覚えた真衣は同僚の朝倉健太(宮田俊哉)の助けを借り、索条痕について調査。索条痕の溝の深さから狭山の死は自〇ではなく他〇の可能性があるのではと考える。真衣は早速、警察に赴き殺人の可能性があると再捜査を訴えるのだが、本庁でも所轄でも勝手に警察の判断に口を挟むなと言われ相手にしてもらえない。
緋村から自分たちは民間の科捜研であるため依頼がなければ捜査できないと言われたものの、諦めきれない真衣は狭山の妻・由海(伊藤裕子)に会い、自分たちに狭山の死に関する調査依頼をして欲しいと頼むのだが、由海からは頑なに拒絶されてしまう。真衣は飯塚にも調査の依頼主になって欲しいと頼んでみるが、飯塚にも調査費用を出す余裕はないと拒まれてしまう。依頼主が見出せず八方塞がりになり落ち込む真衣だった。
主な登場人物
登場人物 | キャスト |
---|---|
桐野真衣法科学研究所・科学捜査員 | 国仲涼子 |
緋村数記法科学研究所・科学捜査員チーフ | 細川茂樹 |
松島ゆかり警視庁科学捜査研究所・科学捜査官 | 山口紗弥加 |
盛 敏明警視庁鑑識課・課長 | 今井雅之 |
藤城誠一警視庁捜査一課・係長 | 浜田 学 |
朝倉健太法科学研究所・科学捜査員 | 宮田俊哉 (Kis-My-Ft2) |
狭山由海フリースクール講師 | 伊藤裕子 |
春日部文昭所轄刑事 | 寺十 吾 |
嘉川弘志宅配便の配達員 | 池田一真 (しずる) |
矢埜吾郎狭山家の隣人 | 清水章吾 |
飯塚高子飯塚憲一の妻 | 根本りつ子 |
飯塚憲一飯塚紡績・社長 | 下條アトム |
梅原幸太郎法科学研究所・所長 | 渡辺いっけい |
ネタバレ
・狭山隆(浜田大介)は、やはり他〇であった。犯人は、飯塚紡績社長の飯塚憲一(下條アトム)であった。狭山は、飯塚紡績のリストラ反対をしていた組合長でもあったので、会社側と対立したいた。でも、それが理由ではない。飯塚紡績が開発した天然素材の生地が、じつは化学繊維が混じっている偽りなモノであるという証拠を持っていて、内部告発しようとしていたようだ。それなので、飯塚社長は、狭山は産業スパイがばれてしまった責任で自〇したように見せかけて、殺害したのであった。
飯塚社長は、狭山を産業スパイにするために、民間の法科学研究所に自ら仕組んだ生地を持ち込んだ。そんなことは知らない法科学研究所の桐野真衣(国仲涼子)は、狭山の指紋が付着していたことを証明してしまったのだ。
・しかし、飯塚社長も殺害されてしまう。いま巷を騒がしている若い女性を碁盤目状の切り傷を顔につけ殺害する連続事件の同一犯と思われる。しかし、これは違った。ちなみに、連続事件の犯人は、ラクダ便の宅配便の配達員・嘉川弘志(しずる・池田一真)で、本ストーリーには大きく影響していない事件です。ドラマラスト付近で犯人は逮捕される。
この事件の犯人逮捕の決め手は、警視庁・科学捜査官の松島ゆかり(山口紗弥加)によって証明された宅配伝票に付いていた黒いカーボンだった。
・狭山の妻・由海(伊藤裕子)は、飯塚社長に建設中のビルに呼び出された。偽りの天然素材の生地の裏データの件で2人は揉める。松島ゆかり(山口紗弥加)に助けられる。その際に、飯塚社長はビルから落ちてしまい、事故死してしまう。落としてしまったのは、由海であった。
・松島ゆかりと狭山由海は、学生時代の化学部の先輩後輩だった。ゆかりの不注意で爆発事故が発生し、由海は左手を失ってしまった過去があった。そんな由海を助けたいとゆかりは思っていた。由海を罪を隠すため松島ゆかりは、証拠を偽装する。遺体の顔に碁盤目状の切り傷、宅配伝票の黒いカーボンを現場に残すなどして、連続事件の犯行に見せかける。
しかし、桐野真衣と緋村数記(細川茂樹)の現場検証により、真実の証拠が解明されてしまう。
・狭山由海は、自主をする。完璧だと自負する松島ゆかりの証拠隠蔽も桐野真衣にはばれてしまう。ゆかりが髪の毛を切った理由は、、飯塚社長が髪の先についたのを隠すためだった。切った髪を証拠品として突き付けられた。真衣は、警察に通報はしない、ゆかり本人に判断任せると言い去る。 そのご、ゆかりは警視庁の上司に、お話があると連絡する。
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